母乳が出過ぎて、食事制限をしていると、授乳がしんどくなってくるときもありますよね。
気を配りながらも毎日の食事も楽しみたい!授乳も楽しみたい!
そんな方に役立つ、食事のヒントです。
【質問】
こんにちは、生後4ヶ月の娘がいる者です。
私は出産後すぐにおっぱいにしこりができ、岩のようにがちがちに張り激痛で夜中も寝れないという経験があります。
その後、ネットで調べて助産師のもとに母乳相談にいきマッサージに通っていますが、もともと分泌過多らしく毎回の授乳では数種類の飲み方をしてしっかり飲ませています(毎回が真剣勝負です・・・)
そして、助産師にはおっぱいにしこりができないように食事制限を言われており、肉をはじめ洋菓子、マヨネーズ等の油ものは摂らず、惣菜等も油が多く使われているのでほとんど口にしていません。
そこでお伺いしたいのですが、私は母乳育児が終わるまで食事制限を続けた方がいいのでしょうか。現在食べているものは、白米・野菜・魚・大豆製品ばかりです。あの痛みを考えるとそれがいいとは思いますが、毎回の授乳も真剣勝負で食事も制限されているとさすがにストレスがたまってきます。。
アドバイスいただけましたら嬉しいです。よろしくお願い致します!(ペンネーム:ひまわり)
【回答】
ひまわりさんこんにちは。
母乳が出すぎるという方の悩みも深刻ですよね。でも意外と辛い思いをされている方って多いんですよ。
ひまわりさんも毎回真剣勝負で頑張ってらっしゃるのですね。えらいです!
母乳分泌過多のケアは食事療法とおっぱいの安静が基本になりますので、やはり、しばらく落ち着くまでは食事療法が必要かもしれませんね。でも食べられないものばかり考えていると、逆に食べたくなってストレスになってしまうのでバランスの良い食事をとれるよう心がけてみましょう。
あれもこれも食べられないと考えるのではなく、キーワード「まごわやさしい」をうまく取り入れて楽しんでみましょう。
ま・・豆製品
ご・・ご飯、ごま
わ・・わかめ、海藻類
や・・野菜、根菜類
さ・・さかな
し・・しいたけ、キノコ類
い・・芋、イモ類
昔の方のように和食中心でいいんです!
それからハーブティーなんかもお勧めです。ティータイムにリラックスしながら飲んでみてはいかかでしょう。
また、分泌過多が今後も長く続くようなら一度産婦人科への受診も考えていいかもしれません。ホルモンの分泌異常や脳下垂体に病気を持っている方がごくまれにいらっしゃいますので、頭の片隅に置いておいてください。(かねこ)
相談日:2012年2月