3月11日。東日本大震災から、5年が経ちました。
長く長く続く大きな揺れ。
テレビで流れ続けた津波の映像。
たびたび繰り返される緊急地震速報の着信音。
水が、食料が、ミルクが、
最も被害が大きかった東北地区から離れた地にあっても、
あの頃のことを思い出すと胸が苦しくなる方も多いのではないでし
私たちも、あまりのことにどうすれば良いのかわからないままに、
お母さんたちへの情報を発信し、被災地に支援物資を送り、
とにかく手と足を動かし続けたことは、
被災地の復興も心のケアも急がれながらも月日の流れるまま5年が
この間、私たちが活動拠点を置く茨城でも竜巻、水害、
大きな災害がいくつもありました。
あの日、3月11日には、停電の中、
どんなに災害があっても、命は育まれ、
その赤ちゃんたちも、今日、5歳の誕生日です。
あの日から、1827日過ぎた今日。
2011年3月11日の夜に願ったように、
1日も早い復興を、そしていつもと同じ生活を送れる幸せを、
改めて祈りたいと思います。
モーハウス 光畑由佳
|
|
モーハウスは東日本大震災の起きる6年前に発生した2005年の新潟県中越地震の際、初めて大掛かりな災害支援活動を展開しました。 中越地震でも多くの人が被災し、度重なる余震、山ぐずれなど衝撃的なニュースが毎日のようにながれました。 そして、モーハウスができる支援を考えた結果、授乳服や穴あきシャツを、被災地のお母さまたちにお届けすることにしました。
|
|
東日本大震災では、本社茨城も被災。 |
|
災害発生から1ヶ月が経ぎ被災地の支援者を励ますための訪問を精力的に実施。 女性支援の世界的NGOのオックスファムジャパンと、被災地の女性の起業支援も行いました。 |
|
災害発生から半年が経つと、支援物資が順調に届けられるようになり、継続的に支援ができる仕組みづくりに取り掛かりました。 1全国のお母さんたちと被災されたお母さんをつなぐための、チャリティ手ぬぐいの活動 2乳がんの方をはじめとした多くの方にユニバーサルブラを届けるための活動 |
|
毎年開催している「いいお産の日」 |
|
そして1年が経過し、活動をさらにつづけていくため、支援に向けての積み立てと、済復興を支援するイベントへの参加を通して、私たちモーハウスができることを一歩ずつでも進めました。 <モーブラ・wish> <東北+茨城デザインマルシェへの参加> モーハウスではブースの出展と、授乳ショーを開催いたしました。 |
|
2012年に、ユーザーの方からのメールで始まった「ネパールの女性就業支援」としての授乳服制作がスタート。 現地でのコーディネートをしてくださっている赤池静さんに、住居兼作業場となるよう、トタン屋根も届けていただきました。その際、現地の状況をレポートいただきました。 |
|
2015年9月に発生した関東・東北豪雨。 被害を受けた町のひとつである境町では「ふるさと納税」のお礼としてモーハウスの商品を贈っています。寄付金は堺町の復興の為に使われたり、子育て支援のために使われます。 |
|
ネパールへの支援サイクルのデザインは、2015年度グッドデザイン賞を受賞。 普段通りの生活を続けたい、と、2011年に感じた私たちの被災体験は、それ以降の被災地支援活動の根っことしての考え方のアイデアと昇華することができました。 |