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【働く母乳対談】ゲスト:坂本美雨さん Part3 力を抜いた子育てができるのは、歌と周囲の人達の支えがあるから

働く母乳対談 × 坂本美雨さん

母乳育児中の活躍する女性を紹介する「働く母乳対談」。今回はゲストにミュージシャンの坂本美雨さんをお迎えし、モーハウス青山ショップ内での公開トークショーを開催しました。常にふんわりとしたオーラで子育てを楽しんでいる坂本さん。その飾らない子育て感を軸にトークに花が咲きました。

【坂本美雨さんプロフィール】

坂本美雨さん

1980年生まれ。9歳まで東京で育ち、両親の音楽活動に伴ってニューヨークへ移住。現地の高校を卒業した後、本格的に音楽活動を開始。音楽だけに留まらず、作詞、翻訳、ナレーション、俳優などマルチな分野で活躍中。また、大の猫好きとしても知られる。2016年7月で1歳を迎えるなまこちゃん(愛称)という女児の母。

力を抜いた子育てができるのは、歌と周囲の人達の支えがあるから

 

坂本美雨さん

 

光畑:今後の音楽活動の中で、なまこちゃんが生まれたことによってこんな活動したいなと思うことってありますか?

 

坂本:娘を産んでから、全ての赤ちゃんとお母さんが他人事ではなくなってしまったんですよね。世界中の赤ちゃんに幸せでいてほしいし、お母さんも、虐待してしまうメンタリティにならないようにって思ってます。誰でもそうなってしまう可能性はありますよね。

そうならないように踏みとどまるためには、周りの友だちに弱音を吐くことができるとか、自分の気持ちを変えていく強さを持つっていうのがすごく必要だなと思っています。私の場合は、歌が本当に助けになってるんですよね。歌の存在が自己表現ではなくて、子育てにおいて必要不可欠なものに代わりました。

娘とのコミュニケーションとしての歌ももちろんだし。自分が「わーっ」てなった時に気持ちを抑えてくれたり。そういう子育てに必要不可欠な存在としての歌を、いつかは世界中の人と、まずは日本中の人とシェアしたいなと思ってます。例えば子守唄だったり、子どもと一緒に歌える歌とかを歌いたいなと思ってます。

 

光畑:仕事場で、なまこちゃんを抱っこしながら歌ったりもしますか?

 

坂本:本番ではないんですけど、リハーサルではしょっちゅうありますね。

 

光畑:歌っている時のなまこちゃんの様子はどんな感じ?

 

坂本:それが残念ながら全然変わらないんですよ。私のオリジナルの曲とかよりも「鬼のパンツ」が一番テンションあがって(笑)。やっぱり昔からの童謡ってすごいですよね。

 

光畑:そうなんだ、美雨さんのオリジナルより上とは、すごい(笑)。ところで美雨さんは今、ほとんどのお仕事になまこちゃんを連れて行かれているんでか?

 

坂本:はい。今毎日ラジオの番組に出させてもらっているんですが、スタジオの隅っこにマットをしいてもらったりしています。私がブースで収録している間はベビーシッターさんに見てもらって、タイミングを見て授乳したり。番組にゲストが来るたび、その姿を見て最初は驚くんですけどね。でも、すごいクールなバンドの方でも、「え!?こんな所で(授乳)してんの!?」とか言って結構場が緩んだりするんですよ。若い男の子が実は子ども好きってことも分かったり。意外な面を知る機会にもなったりして、番組自体にもすごくいい効果が出てます。

 

光畑:なまこちゃんが場の雰囲気を和らげる、アイスブレイクの役割を果たしてくれているんですね。

 

坂本:最近、後追いが始まって、ぎゃん泣きする時もあるんですけどね。もしかしたら、毎日うるさいなーと思っている人も関係者の中にはいるかもしれないんですが、それでも何とか私の方から意識して明るいオーラを出すことで、理解してもらうようにできたらなと思ってます。そうすることで、子連れで働く母親に対して理解のある会社が増えてほしいなとも思いますし。まずは今、東京FMの中におむつ替え台を付けたいなと思ってます(笑)。

 

光畑:モーハウスのユーザーさんの中にも、ナレーションや通訳をされたりしてる方もいらして、割と美雨さんのように仕事場に子どもを連れて行かれているそうです。そういう女性がだんだん増えてきている感じがしますね。毎日、いっぱいの大人に囲まれて、なまこちゃんがどんな風に成長していくのか楽しみですね。

 

坂本:私みたいに30になっても、あの時おむつ変えたよって言われるんでしょうね(笑)。

 

光畑:やっぱり言われるんだ!

 

坂本:言われますよ。どういう顔していいか分からないです。

 

光畑:でも、色んな人が子育てに関わっているって本当に幸せなことですよね。

 

坂本:そうですね。たくさんの人に会うことで、親も計算できなかったようなモノとの出会いを経験したり、興味を持つきっかけが芽生えたりすると思うんです。私があげようとも思っていなかったような宝モノを、きっと誰かからもらってると思うんですよね。それが彼女の財産になることと信じてます。

 

光畑:子育てって、どうしても理屈で考えがちですよね。何時間おきにおっぱいあげなきゃとか他の子と比べて体重がどうとか…ついつい情報をいっぱり集めたりしちゃうんですが、ある意味適当にやるっていうのは、とっても大事ですよね。昔はどうやってたのかとか、動物だったらどうするんだろうって考えた時に出てくる答は割と正しいんじゃないかと思います。いかに自然の本能みたいなものを呼び覚ますのかっていうのが大事だなと思うんですけれど、歌もそのツールの一つになるのかもしれないなと、今日お話し伺っていて感じました。

 

坂本美雨さん、光畑、なまこちゃん

 

坂本:歌は本当にいいですよ。ウンチ漏れちゃった~!とかでも歌にしちゃったりして(笑)。そうすると自分が塞ぎ込まないで済むし、イライラしなくて済むから。歌にするとなんだか一気に楽しげな出来事に感じちゃうんですよね。

 

光畑:私は適当でもいいよって意味で「グッド・イナフ・マザー」っていう言葉をよくママ達に伝えてるんです。完璧を目指すんじゃなくて、この位でいいんだって思えるようになるって大事ですよね。

 

坂本:まずはやっぱり、子育てって楽しいなって思ってほしいですよね。

 

光畑:その通り。子どもを産まないって選択ももちろんありだと思うんですけど、結構面白いから一回はやってみたら?とは思いますよね。

 

坂本:私のような新米の母親が言うことじゃないと思いますけど、周りの人が協力して皆で子どもを育てていくっていう文化が日本に浸透していくといいなと思います。そうすることで、ママも適当でいられますよね。

 

光畑:周りに立ってる人はみんな使う位の勢いでね(笑)。それで言うと、母乳もママが楽するための道具だと思って長々使うっていうのも一つの手。お出かけの時の武器になるので、うまく使って子連れでどんどん外の世界を楽しんでほしいなって思います。

 

坂本:そうですね。私もこれからもハッピーオーラ―で! 娘と一緒にたくさんの出会いを楽しみたいなと思います。

 

光畑:美雨さん、今日は素敵なお話をありがとうございました!

 

 

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坂本美雨さん、光畑、なまこちゃん

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