母乳育児中の気になるおっぱいの痛み…助産師さんに聞いてみました!
母乳育児中のおっぱいの不調、気になりますよね。
しこりがないのにピリピリと痛む…これって乳腺炎?
病院に行くべき?
そんな疑問について、助産師さんに教えてもらいました。
しこりがなくても痛む…これって乳腺炎?
乳腺炎の症状は人それぞれですが、軽い詰まりから発熱を伴うものまでさまざま。
しこりがなく、赤ちゃんが飲んでくれると痛みが落ち着く場合は、乳腺炎の初期か軽い乳腺炎の可能性があります。
乳腺炎は母乳の流れが滞ることで起こることが多いため、まずは赤ちゃんにしっかり飲んでもらうことが大切。
授乳の回数が減っている時期でも、おっぱいの張りや違和感を感じたら、できるだけ赤ちゃんに飲んでもらうと良いでしょう。
乳腺炎を防ぐには?
乳腺炎の予防には、日々の生活習慣も重要です。
特に気をつけたいポイントは以下の3つ!
① 食生活に気を配る
高カロリーや高脂肪の食事が続くと、母乳の流れが悪くなりやすくなります。
母乳育児中はお腹がすくものですが、バランスとれた食事を心がけると◎
② 体を冷やさない
寒い季節は特に、体を冷やさないように注意しましょう。
授乳中、服をまくり上げて授乳をすると、体が冷えてしまいます。
必要な胸だけ出して授乳ができる授乳服や、授乳専用のインナーがあると便利ですよ。
温かい飲み物を摂るのもおすすめ。
たんぽぽコーヒーやカモミールティーなど、リラックス効果のあるハーブティーを取り入れるのもいいですね。
③ 適度にリラックスする
ストレスも母乳の流れに影響を与えます。
忙しい育児の合間でも、自分のリラックスタイムを確保することを意識してみてください。
病院に行くべきタイミングは?
「しこりはないけれど痛みが続く」
「授乳しても痛みが軽減しない」
「熱が出てきた」
などの症状がある場合は、乳腺炎が進行している可能性があるため、早めに病院を受診しましょう。
母乳育児中のおっぱいの変化は気になるもの。
小さな不調でも放置せず、適切なケアを心がけることで、快適な授乳期を過ごせますように。