平成30年7月豪雨では西日本を中心に北海道から九州まで、広い範囲で甚大な被害が発生しました。

西日本では土砂災害による被害が広がり死者200人を超え、避難者2万人*という未曾有の災害に見舞われました。
代表光畑の故郷である岡山県倉敷市も甚大な被害が発生し、年内中の復旧はできず、被災地では被害の爪痕を残した年越しとなりました。
今も、復興までの道のり半ばという地域もあるかと思います。みなさまへ
心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

各地に避難所が開設され、復旧までしばらく避難所生活を強いられてしまう状況が報じられています。
母乳育児中のお母さんと赤ちゃんは、避難所のどこで授乳しているでしょう。

授乳室がなく、部屋の隅に隠れて授乳しているかもしれません。
あったとしても、度々の授乳のための往復は大変でしょう。
赤ちゃんの泣き声にナーバスになっているかもしれません。

また残念なことに、過去の震災では、被災地での性暴力も。
女性自身の安心安全のためにも、プライバシーの確保は重要です。

私たちは、2005年に発生した中越地震の時から、災害時に「授乳服を届ける」という活動を展開しました。
その支援は、2011年の東日本大震災、2016年の熊本震災の時も実施し、被災地に授乳服を届けることができました。

2018年7月に発生した西日本豪雨でも、「情報発信」と「授乳服を被災地に届ける」活動を進め、被害地の母子に授乳服を届けることができました。
全国よりたくさんのご協力、ご支援賜り、ありがとうございました。

(*2018/7/9 時点の報道情報より/2018年12月31日編集)


災害時の母乳育児 情報発信

岡山県助産師会 お母さんのための物資支援情報

お母さんのための支援は、一般の支援では足りないものや、本人も含めて思いつかないものもあります。
そのほかにも、様々な支援の情報をいただいています。
たくさんありますが、直接ご連絡いただいたものの中から。
助産師会での支援は、授乳服のほかにも、ミルク、タオルなどを用意されています。また、お母さんの受入れもされています。

青山ショップでもクラスを開いているおんぶひも、おんぶもっこの貸し出しをされています。

こどものためのサプリメントを提供くださいます。
日本栄養士会 災害支援チームのメンバーか「特殊栄養食品ステーションに用意されている【こどものサプリ】が欲しい」とお知らせいただくか、shop@fine-te.co.jpへ連絡を。

 

災害時の情報リンク集〜モーハウスにできること

【PDF】災害の時の母乳育児<快適母乳生活研究所>

モーハウスと防災


支援の取り組み(チャリティ)

西日本豪雨 支援 授乳てぬぐひ基金(2018年7月10日-2018年12月31日)

 

 


支援実施状況

2018/7/8 災害時の母乳育児情報をリリース

大量の土砂での被害発生、避難所開設の報道を受け、これまでの災害の際に作成した、「災害時の母乳育児情報」のサイトをフェイスブックで情報発信しました。
https://www.facebook.com/mohouse.net/posts/1195902603776908

 

2018/7/9 被災地へ授乳服を届けるための「てぬぐい基金」を開始

5年前の東日本大震災、2年前の熊本震災でも呼びかけた、被災地へ授乳服を届けるための「てぬぐい基金」を開始。
http://shop.mo-house.net/fs/mohouse/gr101/8501

 

2018/7/10 第一便発送

震災直後から準備を進め、チャリティーに先行し、
母乳110番のすずきともこ氏による「被災地のお母さんへ」のチラシとメッセージを添えた支援物資を用意。
被災地倉敷市には、光畑代表の実家がありいち早く情報が集まり、「高梁の避難所で授乳に困っているお母さんがいる」という情報から、一般道が通行止めの中、倉敷から遠く高梁までお持ちくださいました。
写真は、その報道と引き渡しに使われた光畑代表の実家。

 

2018/7/14 産経新聞報道<授乳服50着 岡山県助産師会通じて被災地へ>

2018/7/17 スマートサプライ【倉敷市ほか】授乳服&助産院ステイ応援プロジェクトスタート

被災地などを支援するための物資やサービスの最新支援システム「スマートサプライ」での、授乳服&助産院ステイ応援プロジェクトをスタートし、被災した母子が衛生的に、安心して休養が取れるよう赤ちゃんとママのステイ(宿泊)を応援し、避難所などでの授乳の支援として授乳服のプレゼントをするプロジェクト<【倉敷市ほか】授乳服&助産院ステイ応援プロジェクト>を立ち上げました。
ぜひご協力お願いいたします。

 

2018/7/20 授乳服&助産院ステイ応援プロジェクト 毎日新聞で紹介されました

授乳服&助産院ステイ応援プロジェクト毎日新聞で紹介されました。
少しでも多くのお母さん達を支援できますよう、この報道を弾みにさらなる拡散していきたいと思います。

2018/7/29 授乳服&助産院ステイ応援プロジェクト プロジェクト達成到達しました

皆様からの多大なご協力をいただき、授乳服&助産院ステイ応援プロジェクトは目標達成いたしました。
応援メッセージもたくさんいただいております。
さらに、支援数を拡大できないか関係者内で検討しております。

2018/7/31 7月末までの手ぬぐい基金 積み立て状況報告

7月末までに122枚、131,090円分基金が集まりました。
倉敷を中心に岡山県助産師会を通じて授乳服、ブラのセットをお届けしました。
 

2018/8/11 支援物資を岡山県助産師会にお届けしました

手ぬぐい基金とスマートサプライでご協力いただいた授乳服と授乳ブラを岡山県助産師会にお届けしました。
災害時の母子の状況もお話いただきました。
建物の二階から救出されたある母子は、ボートに赤ちゃんたちだけを乗せて、お母さんたちは泳いで脱出したそうです。
そのお母さんたちをケアし、授乳服と抱っこひもをお渡し下さったとき、「赤ちゃんと一緒にいられるんですね」と喜んで下さったそうです。
助産院でのステイと、授乳服・ブラのお届け、助産師会のほか、避難所でも相談をお受けして下さっているそうです。
 
 
 
 

2018/8/18 メディア掲載情報:山陽新聞で紹介されました。

手ぬぐい基金とスマートサプライでご協力いただいた授乳服と授乳ブラを岡山県助産師会にお届けし、倉敷市表敬訪問について山陽新聞で紹介されました。
 
 
 
 
 

2018/8/19 チャリティーコンサート開催

つくば学園クリニック(茨城県つくば市)にて、【岡山県ママと子どもの笑顔応援プロジェクト】支援のためのチャリティーコンサートを開催いただきました。
主催者: つくば学園クリニック(Tgcサロンコンサート)

西日本豪雨災害チャリティーコンサート(つくば学園クリニック)

 

2018/8/31 支援物資を岡山県助産師会にお届けしました
手ぬぐい基金とスマートサプライ、チャリティーコンサートなどでご協力いただいた授乳服と授乳ブラを岡山県助産師会にお届けしました。

2018/9/5 境町ふるさと納税での支援がスタートしました(10月31日終了)
茨城県境町のふるさと納税プロジェクト:被災地に「授乳服」を届けて、赤ちゃんとお母さんを”健康二次被害 ”から守りたい。がスタート。
多くの方にご支援いただきました。

2018/9/22 スマートサプライ:現地レポート情報更新

2018/10/18スマートサプライさん:現地レポート情報更新

 

2018/10/27 応援イベント「第2会全日本おっぱいサミット」開催
西日本豪雨災害被災地母子支援プロジェクト、全日本おっぱいサミット 2018 TOKYO ―旅する”おっぱいーが、東京ウィメンズプラザフォーラム参加事業として開催されました。

このイベントの収益を、てぬぐい基金として寄付いただきました。

2018/11/14 支援物資を岡山県助産師会にお届けしました
手ぬぐい基金と境町ふるさと納税でご協力いただいた授乳服と授乳ブラを岡山県助産師会にお届けしました。
季節が変わるため秋アイテムでのお届けを行いました。
 
 
2018/12/31 西日本豪雨災害への基金積み立てを終了しました。
今回のプロジェクトは、2018年12月31日を持って終了しました。
TOTAL 306 着(1,815,708 円)分の授乳服を被災地へ支援物資としてお届けしました。
 
写真:2019/1/31 小山市にて倉敷市長と再会。
  プロジェクトの活動状況や報告などもお伝えしました。
 
 
2019/7/23 西日本豪雨災害1年を機に被災地で支援を受けたママたちからメッセージが届きました。
 

「被災後2ヶ月がたった頃、初めてしんどい気持ちを受け止めてもらい涙が溢れました」
一夜にして全て水没しひたすら片付けの日々
暑く落ち着かない避難所から水没した自宅の2階で生活を始めたのは被災後2ヶ月がたった頃です
そんなおりグループLINEで助産院での訪問型支援を知り思いきって電話をしてみると
とても優しいあったかなことばで話をゆっくり聞いていただき
はじめて今のしんどい気持ちを受けとめてもらい涙があふれ訪問をお願いしました
訪問頂いてお話聞いてもらったり乳房マッサージや
リラクゼーションを受け心も体も和みました
授乳服やブラジャーなど沢山の支援物資もいただきました
助産院ステイも利用させてもらい幸せな時間を家族ですごさせてもらいました
今回の支援は境町のふるさと納税クラウドファンディングからの御支援をうけているをおうかがいしました
支援を企画してくださいました境町の皆様ほんとうにありがとうございました
また支援を下さった全国の皆様に感謝申し上げます
モーハウスさま素敵な授乳服ブラジャーをありがとうございました超嬉しかったです
沢山の人に支えられ前に進む勇気をもらいました。
この度の災害では、多くの人々に支えられたこと子供たちにしっかり伝えた行きます。

「里帰りの実家で被災。心のこもったケアで感動しました。何もかも流されてしまい、授乳服やブラジャーは大変重宝しました」
里帰りで実家での被災でしました
実家にて準備しておりました赤ちゃん用品ベットなどすべて流されてしまいました
家は全壊途方にくれての避難所生活で優しく声をかけていただいた助産師さんに
助産院ショートステイのお話を聞いて甘えていいのかなと思いながらお世話になりました
とてもあたたかく迎えていただき心のこもったケアーをうけ大変癒され感動しました
この度のショートステイすべて無料で受けさせてもらいました
助産院より、境町の納税クラウドファンディングにより
全国のさまざまな方からの御支援を頂いたと伺いこの場を借りて御礼と感謝申し上げます
この企画をしてくださった
境町の皆様に御礼を申し上げます
可愛い授乳服ブラジャーをモーハウスからいただいて大変重宝しました
手作りのよだれかけ
心のこもった御支援に
暖かさ 優しさ をいただき
一生の宝物にします
ありがとうございました

「フラッシュバックで苦しんでいる時にショートステイし、おもいっきり甘えさせてもらいました」
今回の西日本豪雨災害で苦しい日々が続くなか
フラッシュバックで苦しんでいる時に
助産院のショートステイの
受け入れをお願いし
とてもやさしいもてなしをうけ
子供達と共に安らぎの一時に身も心も癒されました
しんどいときはいつでも連絡して話を聞いてもらい
おもいっきり甘えさせてもらいました
この支援にご賛同いただいた堺町の納税クラウドファンディングに助けていただいたと聞いて
この企画を立てていただいた境町の皆様に感謝とお礼をお伝えしたいです
この企画に賛同し身に余る御支援を全国の皆様からいただいきほんとうに、ありがとうございました
見ず知らずの人の優しさにふれ、
すさんだ心に光がさしました
がんばります

「暑さと悪臭の中荒んだ避難生活。助産院ステイの日々は幸せなひと時をたいけんすることができました」
災害後は、暑さと悪臭の中すさんだ避難生活が続きました。
1ヶ月後被災地近くの借り上げ住宅への引っ越しは、なにもないところから新しい生活が始まりました。
毎日が不安でしたが、助産院ステイの日々は、ほんとうに幸せなひとときを体験することができました。
また、ほんとうに沢山の支援物資をいただきました。
助産院で準備して下さったもの、全国から送られたものもあり、おむつ タオル
おくるみ だっこひも 授乳服 ブラジャー 日用品 などです
助産院ステイ等の支援は、境町納税クラウドファンディングから援助いただいていると聞きました。遠方
このような形で支援を企画してくださった境町の役場のみなさまに本当に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
この企画に賛同され、御支援いただきました全国の皆様に深く御礼をこの場を借りておれいを申し上げます。
沢山の方々の優しさに支えられていることを実感しました。
御支援は子供達にもしっかり伝え、人の痛みのわかる優しい人間に育てていきます。
生活が落ち着きましたら、微力ですか皆様におかえししできればと思います。

「助産師ステイのおもてなしを受け辛い話をゆっくり聞いていただき涙が止まりませんでした。授乳服やブラジャーなど本当に助かりました。」
小田川土手沿いの家でしたので猪戸からがら知人宅にお世話になっているときに気を使いながらの生活が続くなか、
気持ち安定せずイライラが続きき、気持ちなげやなっていたころに助産院ステイにてとてもあったかいおもてなしを受けました
辛い話を自分の事のようにゆっくり聞いてもらい、美味しい食事にアロマのリラクゼーションを受け涙が止まりませんでした。
赤ちゃんはあづかってもらいお世話してくださいました。
たくさんの支援物資もいただき
ベビー用品
授乳服ブラジャーなどモーハウスさんにいただき、本当に助かりました。ありがとうございました。
一生の思い出になりました
このような支援は境町のふるさと納税クラウドファンディングなどから支援を下さったと伺い
大変嬉しく思うと共に境町の皆様や全国の方々のあたたかな支援にに感謝申しあげます
他人のぬくもりやさしさに心震え、頭が下がります
大変ありがとうございました