2才の子のママ
カルテ6「周囲の圧力もあり卒乳予定。どんな言葉かけをしていくのが良いのか・・・」

今月卒乳予定。カレンダーに汽車のシ―ルを貼り、「ポッポに乗ってバイバイだよ~」と言っている。
周囲の雰囲気(早くやめさせなくちゃね)の圧力を感じている。
今度の連休にトライするつもりだが、どんな言葉かけをしていくのが良いのか・・・

A: 「卒乳は本当にいろいろなケースがあります。ママ自身が止めることに納得しているか考えてみて」

母乳110番です。
お電話くださりありがとうございます。

そろそろ卒乳を考えているのですね。また、周りの方からの『おっぱい卒業したら?』との圧力を強く感じていらっしゃるとのこと。
それは、お子様と毎日一緒に過ごすママにとってとても辛いことですよね。
おっぱいが安心感でもあるお子様にとっても、おっぱいを止めていくことは大変なことではないかと思います。きっとママはそのこともわかっていらっしゃるから、どんな言葉がけをしていけば良いのか・・・と悩まれていらっしゃるのでしょう。お優しいですね。

どのような言葉かけをしていけば・・とのことですが、「ママご自身が、おっぱいを止めることに納得しているのかどうか」がポイントなのかもしれませんね。

ママが納得されていない中でおっぱいを止めていくのは大変だと思うからです。
お子様にもきっとママが心の中では迷っていることが自然と伝わっているのではないでしょうか。

まず、周りの方のご意見は置いておいて、ママご自身はどうしていきたいのか少しゆっくりと考えてみてくださいね。

本当に止めたいのか、止めるのならいつなのか。今週なのか、今月なのか、少し先なのか・・「迷ったまま決められずに月日がたってしまった」という方もいらっしゃいます。
そうなったらそれでもよいのです。
プレッシャーを感じることはありません。
早く答えを出さなくちゃと焦る必要もありません。
卒乳は本当にいろいろなケースがありますから。

そしてもしも「こうしようかな」という考えがまとまりましたら、今お子様にお声かけされているように、カレンダーを使いながら、『この日にはおっぱいもバイバイだよ』と日々お話してみてください。
2才のお子様ですし、しっかりとママの想いも意味も伝わっていくと思います。
たくさん悩み、迷い、その中でママご自身が決断されたことならお子様もきっとご理解してくれると思います。

私も次男の卒乳の時期について悩みました。時には周りと比べたりしながら。そろそろかな・・と少しずつ少しずつ自分の心が決まってきた時に、私も同じような声かけをしておりました。

『○○頃にはおっぱいとバイバイしていくよ。おっぱいが無くてもママはそばにいるから寝られるよ。大丈夫だよ』と話していました。
それでもきっと子どもは不安になります。たくさん大好きだよと言葉でも伝え、たくさんぎゅっと抱きしめたり、抱っこしたり、おっぱい以外の色々な方法を使って安心感で包んであげたいなと思いました。

他の先輩相談員の方が素敵なアドバイスをされていましたので、良かったらご紹介させてください。

<他のスキンシップの種類を増やす方法>(カルテ9より(Coming soon!))

具体的には

「ママ(パパ)のおひざに乗って絵本を読んであげる」
こちらは、ママ(パパ)のお胸とお子さんの背中がピタッとくっつき、手を添えながら、時々お顔を覗きこみ確認し合える、親子の心地よい時間になります。

「ママとわらべ歌で遊ぶ」
わらべ歌はスキンシップを含む動きが多く、しかもリズムや歌など遊びの要素があるので、子どもは喜びます。

絵本もわらべ歌も、子どもの心身の発達にいい影響があるそうなので、一石二鳥ですね。♪(わらべ歌は講座もあるし、ユーチューブで動画を見ることができます。)
電車に乗って出かけるときに、電車の中で絵本やわらべ歌で間を持たせることもできるので、どこでもどんな時にも活用できるかもしれませんね。

他にも、ママやパパの方から意識して、「手をつなぐ」「背中をさする」「頭をなでなでする」「ハグする」など、スキンシップを増やします。
「あたたかく見つめる」「優しい言葉かけをする」のもいいです。

言葉だけではなくこのようなスキンシップからも、ママの想いは伝わっていくのではないでしょうか。
そうするとお子さんは乳児期とはまた違った関係になっていくようです。

このようにおっぱいに替わる安心感を得る方法はいくつかあります。「必ずこの方法でなければ」という決まりはありません。いろいろ試してみてくださいね。
母乳110番には、たくさんの卒乳相談が寄せられています。
でも卒乳の形は、「100人の親子がいれば100通り」と言われるくらい、本当にさまざまです。
あなた自身が決めたことならば、どんな選択でも構わないと思います。「~才だから」「~と言われたから」「こうしなくちゃ」と思わずに「これでダメならこっちでもいいかな」くらいに気楽に色々試してみてください。
そしてまた、何か困ったことなどがございましたらご連絡くださいね。

相談員  山崎祥子